中島大橋(なかじまおおはし)を歩く
富山市金山新から中島方面、神通川に架かる中島大橋(なかじまおおはし)を歩きました。神通川の土手にはこのような橋名の表示がしてあります。災害用のヘリコプターのためなのか?最近、川の土手に橋名が大きく書かれているのを目にします。車でただ通っただけではなかなか見ることは難しいかな。歩いて初めて目にしました。この日、あいにくと雨が降っていて中島大橋全体をみられるポイントを探すことができずとても残念。
橋長 539.0m。幅 下流側11.3m。上流側10.3m。
4径間連続非合成鋼箱桁橋。下流側は昭和62年竣工。上流側は昭和47年竣工。富山高岡バイパス国道8号線にあり、片側2車線。
中島大橋の親柱が見当たりません。隠されているとも思えず、探したのですが上下線とも見つけられませんでした・・・
萩浦橋(はぎうらはし)を歩く
萩浦橋(はぎうらはし)を歩きました。
神通川の河口、富山市四方荒屋から千原崎に向かう国道415号線にあります。なので交通量は多いです。
橋長524.0m。幅10.0m×2。上下線、別々にあってそれぞれ2車線。500m以上の長い橋が富山にはざっと20はゆうにある。
萩浦橋は明治30年にまず木橋396mができて、その次に土橋になったのが昭和11年。(明治になって橋ができたってことはそれまでは渡し船だったてことか・・・)
昭和32年に永久橋になり(プレストレストコンクリートT桁橋)、昭和46年には歩道橋が添架されました。
交通量が増えて慢性的に渋滞がおきるようになったので、平成8年に上流側に新しく鋼4径間連続非合成箱桁橋を作り、それからさらに下流側が拡幅されて上下線4車線になって今の橋の形になったのが平成18年。鋼8径間連続非合成箱桁橋。(構造についてよくわかってないのでそのうちに勉強したいと思う)
架け替え工事は平成元年に始まったので18年かかっている。橋を作るのは本当に大仕事なんだなぁ。
橋のたもとに看板があって当時の工事内容を詳しく説明されています。車だとおそらく発見できないと思う。歩いて初めて看板に気が付くかなぁ。どのように橋を作るのか素人の私にはわからないことが多いのでこうして説明があると本当に嬉しい。
常願寺大橋(じょうがんじおおはし)を歩く
常願寺大橋(じょうがんじおおはし)を歩きました。
今川橋(いまかわはし)を歩く
常願寺川は立山連峰から富山湾に注ぐ川で、地元の人は「暴れ川」と呼んだりもする、とにかく昔から洪水が多くて大変な川です。
明治時代に常願寺川の修繕?にきたヨハネス・デ・レーケが「これは川ではない、滝だ」と言ったとか言わないとか、有名な話。3000mの山からたった56kmで海に流れ着くのだから急流であるのは間違いないけど、でも滝には見えないと思う・・・
その常願寺川の河口にある、今川橋(いまかわはし)。
342.0m、幅7.0m。昭和38年竣工。ポストテンショニングPCT桁橋。
歩道橋は昭和57年に添架されたもの。単純鋼床版桁橋。
富山魚津線(県道1号線)にある。道路の一部としての「橋」を私は歩いていることになる。
元は「常願寺橋」という名前だったけど、上流に新設された橋が常願寺橋を名乗ることになり「今川橋」と改名。ちょっと乗っ取られ感あり。
下流側の歩道の高欄は真っ赤。
上流側の高欄は地味なコンクリそのまま。
橋の左右?でこうも顔が違うものかと思う。
河口から100mのところにあるので、さすがに塩害がひどく、架け換えが始められている。2024年に完成予定。もともと、今川橋は明治26年に架設。その後昭和11年に架換。そして昭和38年に今の橋に。今度出来上がる橋は4代目ということになる。
橋の工事は面白いのでちょこちょこ見に来よう。
工事の工程の説明がしてある看板があった。関わる業者も多く20近くある。たくさんのプロが集まって橋を作る。たくさんの命が関わっているってことだなぁ。
大日橋(だいにちはし)を歩く
「橋」が好きで富山県内の橋を巡っています。
今までは、橋のそばまで車で行って、写真を撮って終わりだったのですが、コロナのおかげで仕事は休みになり、それではと撮りためた橋の写真の整理をしているうちに、散歩がてら好きな橋をゆっくり歩いて渡ってみるのもいいかも!と思いつき、ひとつひとつ歩いてみることにしました。
コンサートを企画したり。
小学校に上がる前からピアノを習い、60歳をすぎてもなお今だに音楽に飽きず、勤しんでいます。
かたや、ダイナミックな構造物も好きで、ダムとかビルとか。
ある日、気晴らしに神通橋をドライブしていて、橋梁の工事現場を通りがかり(庵谷町長大橋いおりだにまちながおおはし)何となく気になって、橋が出来上がっていく様子を観察しに足しげく通うようになりました。
とうとうある日、川の両岸から少しづつ伸びてきたアート橋のアーチの先がドッキングする瞬間を目のあたりにして、目には見えない音楽とは違って、大きな橋が完成する達成感?のようなものにハマり、
それ以来、橋に興味が出てあちこち見て回るようになりました。
富山県には大きな川が5つ。
橋長2m以上の橋梁は、7300以上あります。
1日ひとつ歩くとしても20年。
全部は到底無理としても、ま、気長に
元気なうちはせっせと歩こうと思います。
まずは富山市にある橋から。
富山立山魚津線。
ゲルバーワーレントラス橋。540.2m。幅7m。昭和40年竣功。
歩道橋は昭和61年添架。3径間連続鉱床板箱桁橋。