はしっこ橋子の橋歩き

橋の魅力にはまった、はしっこ橋子の橋歩き日記です。

常願寺大橋(じょうがんじおおはし)を歩く

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常願寺大橋(じょうがんじおおはし)を歩きました。

 
河口から数えて3つ目。国道415号線にあります。富山市針原から水橋へ行く道路で交通量もまあまああります。河口にある、常願寺橋と呼ばれていた今川橋から名前を受け継ぐ形?になった。
 
河口から2つ目にあるのは、あいの風とやま鉄道の常願寺橋梁。
鉄道橋(鉄橋)は歩いて渡ると「じんだはん」に捕まります。(富山弁でおまわりさんのことを「じんだはん」と言います)
なので、鉄橋は歩かずにその次にある常願寺大橋。
 
昭和27年竣工。曲弦ワーレントラス6連。橋長365.5m。幅7.5m。
歩道橋は昭和39年に添架。単純鋼床版箱桁。
 
ベージュの塗装がとても上品に感じるのは私だけでしょうか。
天井部分を見上げると綺麗な格子。見上げると何故か外国にいるような気分になります。しかし、この天井がくせもので、冬になるとここに積もった雪が下を通る車に落ちてフロントガラスを割ることもあるそうで、めっちゃ怒って電話をかけてくる人をなだめつつ、事後処理をするのが大変なんだ、いう管理側のぼやきを聞いたことがあります。(念のために、こういった修理にかかる費用はほぼ100%管理側の負担になるようです)
雪国の橋は大変だ。

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富山から水橋方向にむいて歩道を歩きました。

立山連峰が正面に。下流側に歩道橋が付けられています。

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水橋側から富山方向をむいて。天井部分のトラスがきれい。

ジグザグ、バッテン。しかしこれが冬場はくせもの。

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親柱は逆光になって文字が読みにくいのですが、

昭和27年十月竣功とあります。鋼材にも印してありました。

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河原に降りて橋の裏側を見ると歩道が付け足されたことがわかります。

改めて橋脚の大きさと古さにびっくり。

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常願寺大橋の全体。ベージュ色の塗装は珍しい。

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橋が落ちないように、というチェーンがついていました。

これで本当に大丈夫?と思いますが、結構効果があるそうです。

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北陸本線常願寺橋梁。

常願寺大橋の下流側にあります。左岸上流側から眺めたもの。

河口から今川橋、そしてこの常願寺橋梁。

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常願寺橋梁を常願寺川左岸の下流側から眺めたもの。

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橋の下にはこんな表示が。

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常願寺橋梁の裏側。コンクリートで全部できている感じ。ごっつい。

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河原にはこんな花がいっぱい咲いていました。