常願寺川橋梁(富山地方鉄道)
常願寺川に架かる富山地方鉄道本線、常願寺川橋梁(じょうがんじがわきょうりょう)です。富山市向新庄から水橋常願寺の間にある鉄道橋です。
昭和6年に作られていまだに現役。ここを歩いたわけではないけど、90年の働きに敬意を表して載せることにしました。人間ならとっくにご隠居さまだ。
銅鈑桁橋。482.2m。単線です。
河原の土手道(右岸)を歩いて近づくと、踏切もなく・・・車も通らないし、散歩する人も皆無でした。
富山地方鉄道のことを地元の人は「ちてつ」と呼ぶのですが東京の知人が私がそういうのを聞いて間抜けた「地下鉄」みたいでおかしいと笑ったことを思い出します。運良く、電車が来ました。
嬉しくなって写真を撮ろうと構えたら汽笛を思いっきり慣らされました。
いや・・・あの、飛び込みませんから・・・
線路を走る電車を至近距離から写真を撮るなんてもしかしたら初めてかもしれません。
通り過ぎるまで何枚か急いで撮りました。
やれやれ、電車も行ったし帰ろうかなと思ったら今度は反対方向から電車が。富山ではかぼちゃ電車と呼ばれている馴染みの車両です。
鉄ちゃんではありませんが、電車が目の前を通ると拍手したくなる。
ガタンゴトンというリズミカルな音も楽しい。
単線ですが、ここは立山や宇奈月温泉に向かう地鉄の電車が通ります。
この日はお天気もよく立山の姿もまあまあ。山の稜線を見るにはもう少し風が必要かもしれない。